ルール OB①

前回、打罰を与えられる場所の一つとして、OBを紹介しました。しかし、打罰が与えられるだけで、そのあとどうプレーすればいいかわからないですよね。なので、今回はOBの処置について紹介します。その前に、処置の方法を説明する理由としては、状況に応じて、ベストな処置を選べれば、スコアに繋げることができます。状況に合ったベストな処置を知り、対策していきましょう。

処置の方法としては、3つあります。今回は3つのうちの1つを紹介します。

1つ目は暫定球を同じ場所から打つことです。例えば、ティーイングエリアから1打目を打った場合は、OBを打った後の3打目は、1打目と同じティーイングエリアからになります。ティーイングエリアではない場合、OBを打ってしまった場所に新しいボールをドロップして打つことになります。ドロップとは膝の高さからボールを落とすことです。

ここまではOBに球が入った前提でしたが、もしかしたらOBに入っているかもしれないという時は、暫定球として新しいボールを同じ場所から打ち、前の球が見つかればそれをまたプレーすることができます。例えばティーショットがOBに入ったかも知れず、3打目として暫定球を打った場合。先に進んだ結果、1球目があったら暫定球を無しにして、1球目を本給として、次に2打目として打てます。

また、ティーイングエリアで3打目として暫定球を打ち、4打目も暫定球を打っていたとしても、1球目の方が暫定球よりも近い場合に限り、1球目を本球としてプレーできます。

①OBの処置の一つの暫定球

②同じ場所から打つ

③暫定球は1打罰

この3つについて最低限知っていれば、OBを打ったとしても落ち着いてプレーでき、スコアをまとめられる可能性も増えます!