ルール ペナルティエリア⑤
ゴルフは自然の状態でプレーすることが良いとされるスポーツです。OBでない限りどんな状況であってもプレーすることが求められます。そのため、ペナルティエリアの中に入っても打つことができます。処置をせず、球を動かしていないため、もちろん打罰はありません。なので、スコアに影響を直接的には与えないと考えれば、一番良い処置かもしれません。しかし、池の中から打つのは芝から打つのより100倍は難しいです。お勧めは全くしません。
しっかりと打ち直しや後方延長線、入った付近から処置をし、次のショットのためにいい場所から打てるようにしましょう。
ルール ペナルティエリア④
以前、ペナルティエリアにはレッドペナルティエリアとイエローペナルティエリアがあると言いましたが、2つに分かれている最大の違いは処置の差です。イエローペナルティエリアではこの前に話した2つの処置しか採用できないのですが、レッドペナルティエリアではもう一つ処置の方法があります。今回はそれを紹介します。
イエローペナルティエリアでは打ち直しと後方延長線ができましたが、レッドペナルティエリアでは、ペナルティエリアに入った付近から打つことができます。
具体的には、ペナルティエリアの境界を横切った地点(A)から2クラブレングス以内でカップに近づかない所(B)にドロップできます。打ち直しや後方延長線の処置よりもカップに近づくため、グリーンに乗せられる可能性も増えてくるので、しっかりと覚えておきましょう。ただ、ペナルティエリアの近くはぬかるんでいたり、傾斜が激しかったりと打ちづらいことが多いので、打ちづらいと少しでも感じたら他の処置を選択しましょう。
①ペナルティエリアを横切った地点から2クラブレングス
②カップに近づかない所でドロップ
③1打罰
ルール ペナルティエリア②
前回、ペナルティエリアの定義について説明しましたが、今回はその処置について説明していきます。OBの時と同じようにルールとは違う処置をすると打罰になったり、状況に合わせた処置を知らないと新たなミスショットに繋がります。なのでしっかりと読んで覚えておきましょう。
処置の方法については3つあるので、まず一つ目を紹介していきます。
以前、OBに入った時の処置として紹介した暫定球の制度をそのまま使います。そのため、ティショットの場合は3打目としてティグラウンドから打ち、2打目のフェアウェイからのショットがペナルティエリアに入った場合は4打目として同じ場所から打ちます。また、最初に打ったボール(本球)が見つかったらそのまま本球でプレーできます。
①暫定球を打てる
②ペナルティエリアに入った場合は1打罰
ペナルティエリアに入ったのに先に進んでしまうと、暫定球を打つために戻らなくなってしまうので、体力も時間も無くなってしまいます。そうならないための暫定球なので、不安な場合は暫定球をうっておきましょう!
ルール ペナルティエリア①
以前、ゴルフ場の中で打罰を与えられる場所を紹介しましたが、今回はその中でもペナルティエリアについて紹介します。
よく、池ぽちゃってゴルフ始めたことない方でも聞いたことあると思います。実はあの池はペナルティエリアの一つなんです。打罰を与えられるから全ゴルファーがOBと池を嫌がるんです。入った時、間違った処置やスコア計算をしてしまうと、周りの方の信用を失ってしまうことにもなりかねないのでしっかり学びましょう!
ペナルティエリアには、海・池・川だけでなく排水溝・崖なども含まれます。見てわかるようにペナルティエリアの定義は水がある場所ではないです。実は赤杭・黄色杭で囲われた場所のことを言います。赤杭・赤ラインで囲われた場所をレッドペナルティエリア、黄色杭・黄色ラインで囲われた場所をイエローペナルティエリアと呼び、どちらも入ってしまうと打罰を与えられます。
①ペナルティエリアでは打罰を与えられる
②赤杭はレッドペナルティエリア
③黄色杭はイエローペナルティエリア
入ってしまった際にはスコア計算を間違えないように正しい処置をしましょう